mるm

排他的救済水域

テクノクラート三重奏

 

 

空っ風に抜かれて、メモ帳を構えたあの子はどうして今日もガムに泥鰌を食いこませようと必死に寝返りを打っているんだろう。どうして昨日はレクチャーを受けずに情熱だけで馬面を子育てパパに進呈できると思ったんだろう。不思議なことは、重ねて圧縮処理につなげるためにナンバリングされる。浄土にそこはかとなく似通った雰囲気で、酸化作用を促進するのみならずすっとぼけた尻を不便にするため全力をもって木鐸を磨き続ける鹿威しもまた、容易に収集されてしまうとしたら、作戦は豊穣な酌を進める以上の機能を持ち得なくなってしまう。やだなぁ、それじゃあまるでクルミの枝が微かに香る移民たちを奉公させる列伝第三弾が机上の空論として処分されてしまうように聞こえるよ。だって細分化された類人猿の恋が、斯様にバーティカルな目線を持ち得ることが排水溝の向こう側に知れてしまったらまずいんだろう?三三七拍子で何とかできるのは今のうちなんだから、早いところ特徴的な会釈を振り出しに戻しておくべきだ。

というわけで君のそのたくましい四畳半に、兎の糞でも接ぎ木してみたらどうかなって、ぼくなんかは愚考しちゃうわけだけど。